NovelJam 2018 参加要項

NovelJam 2018 参加要項

2017年11月28日 投稿者:

チームで挑む、集中創作道場。

 NovelJamとは、「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。ジャムセッション(即興演奏)のように、参加者が互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。

 2017年2月に開催した「NovelJam 2017」では「著者」・「編集者」計29人が参加、計17作品が電子書店で販売されるに至りました。作品の準備から完成、販売までの一連の経験を通し、面白く革新的な作品を生み出し続ける「著者」・「編集者」・「デザイナー」がこのイベントから多数生まれます。

 今回は、より密度の高い創作環境を提供することを目指し、初の合宿形式での開催となります。また著名・実力派のプロ作家を中心とした審査員をお招きし、出版界からも注目を寄せられるイベントとなります。

参加要項

  • “面白い”短編小説を著者1人につき1作品、会期中に完成させる
  • 作品本編(3000字以上)、タイトル(16字以内)、キャッチコピー(32字以内)、概要(100字以内)、紹介文(400字程度)と、表紙をセットにして電書(EPUB)にして電子書店で販売するところまでを目指す
  • 完成した作品は、その場で審査し、賞を授与する(最優秀賞、優秀賞、各審査員賞)
  • NovelJamグランプリ授賞式を2018年3月26日に開催。出版後の広報活動、販売実績、表紙デザインなど、チームで作り上げた「本」というパッケージ全体を評価。

募集人数

  • 「著者」 16名
  • 「編集者」 8名
  • 「デザイナー」 8名

※ 「著者」2人、「編集者」1人、「デザイナー」1人による4マンセル(「著者」1人につき1冊を制作・評価する)。応募多数の場合、事務局にて選考を実施。組み合わせは当日実施。

参加者の役割

  • 「著者」の役割:2泊3日の短期間のなかで、世界観を構築し、ひとつの物語を書き上げます。
  • 「編集者」の役割:「著者」と物語の方向性を考え、「デザイナー」にその世界観を伝えパッケージとしての電書をパブリッシュします。
  • 「デザイナー」の役割:物語の世界観をビジュアルとして表現し、インパクトのある表紙として仕上げます。

参加費用

  • 2万円 / 1人 (税込・2泊3日の宿泊費・食事代込)

注意事項

  • チームにてイベントを進行するため、参加確定後のキャンセルはご遠慮ください。やむを得ず不参加となった場合は、事前に事務局にまでご連絡ください
  • 参加確定とお支払のご案内は、ご記入いただいたメールアドレス宛にお送りします
  • 参加者決定後の参加費のお支払には「Peatix」を利用します
  • ノートパソコンなど、執筆・制作に必要な機材はご持参ください
  • 審査対象として提出した作品の著作権は、著作権者(作品は「著者」・表紙は「デザイナー」)自身に帰属します(All rights reserved by the Author.)
  • 初出は日本独立作家同盟からの配信とさせて頂きますが、その後の作品の出版、公開、利用等は著作権者が自由に行えます(出版権は設定しません)
  • 電書の制作はBCCKSを使い、日本独立作家同盟のアカウントで「群雛NovelJam」レーベルにて発行、ストア配本機能でBOOK☆WALKERなどの電子書店へ配信します
  • BCCKSの共有編集機能を利用し、「著者」5、「編集者」2、「デザイナー」2、日本独立作家同盟1の割合で印税分配します
  • NovelJamグランプリ授賞式の後、全作品を1冊にまとめた合本を作成します
  • NovelJam内で制作した原稿やラフ案は、最終稿を除き一般向けにクリエイティブ・コモンズライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)で共有・公開します
  • マスコミ取材や広報のため写真や映像を随時撮影させていただきます。撮影NGの方は必ずイベント開始前に運営までご連絡ください。
  • ここに記載の注意事項に加え、会場となる大学セミナーハウスの案内にも事前によく目を通しておいてください。

ここがポイント!

審査対象はその「本」に関するすべて

 作品の内容だけではなく、タイトルから表紙、キャッチコピーや概要文 / 紹介文、最終日のプレゼン、販売開始後のプロモーション、アワードまでの販売実績など、その「本」に関わるすべてが審査の対象となります。チームの総合力が問われます。

印税は全員に配分!

 だからもちろん、作品を書いた「著者」だけでなく、その「本」の制作に関わった「編集者」と「デザイナー」にも印税が配分されます。

装丁や組版の知識や経験がなくても大丈夫!

 デジタル出版なので、「編集者」や「デザイナー」とはいっても、紙の本の装丁や組版の知識や経験がなくても大丈夫!