NovelJam 2024 実施にあたって

NovelJam 2024 実施にあたって

2024年11月1日 投稿者:

NovelJam 2024にご参加いただくにあたり、留意していただくことをまとめました。
このページに記載してあるものを正として実施いたします。
これ以前に異なる内容の通知があった場合、それはここの内容に変更されたものとします。
この発表後の変更については、変更した旨を明記します。

作品レギュレーション

以下の諸条件に合致するものを、審査対象作品として、審査員に提出します。

■作品について

  • 主に日本語で書かれた面白い短編小説であること。
  • お題ならびに地域テーマに対するアンサーが織り込まれていること。
  • 3000文字〜10000文字であること。
  • 物語として完結し、末端に「了」またはそれに準ずる語句が添えられていること。
  • 著しく公序良俗に反するような内容ではないこと。
  • 後日制作される「NovelJam 2024合本(仮称)」への掲載を許可していること。※1

※1 合本は作品それぞれへの印税分配はありません。

■発刊について

  • 2024年11月4日に電子書籍としてBCCKSから発売できること。※2
  • 同時にPOD(プリントオンデマンド)として印刷物の発注が可能な状態にあること。
  • HON.jpに10%印税シェアの設定ができていること。
  • チーム内での印税シェアの設定が完了していること。※3

※2 BCCKS発刊後、次のステップとしてBOOKWALKERやKindleなどへの他ストアへの配信も実施しますが、これはレギュレーション外になります。
※3 販売額に対する分配率は、BCCKSのシステム使用料30%を除いた70%を100として、著者50、編集20、デザイナー20、HON.jp 10とする。販売額はチームで決定してよいが、最低額は電子版税込み220円で、POD版は印刷原価に電子版と同等の印税額を盛り込んだ額とすること。

プレゼンについて

3日目13時より、制作した作品を自らプレゼンテーションを行っていただきます。

  • 内容、手法は自由とします。
  • 著者、編集者のどちらが担当しても構いません。
  • 割当時間は1作品2分間です。経過時間は発表者が計測してください。
  • 発表順は、BCCKSでの編集作業が完了した本の参加者から「好きな順番」を選んでいただきます。
  • 新潟会場、沖縄会場はzoom経由で実施していただきます。
  • zoomの画面共有はどの会場でも使用できます。
  • 東京会場で画面共有を行う場合は、会場zoom用PCで、表示する資料のテストを事前に実施してください。

付帯事項

■著作権について

  • 最終稿の著作権は、著者に帰属する。
  • 表紙デザインの著作権は、制作者に帰属する。
  • 途中段階のプロット、初稿、ラフなどは一般向けにクリエイティブ・コモンズライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)で共有・公開できる。

■参加辞退について

  • 参加者は、理由を問わず、途中で参加を辞退することができる。
  • 辞退した場合でも、参加費の払い戻しは行われないものとする。
  • 参加辞退による損害賠償などの請求には一切応じないものとする。
  • 参加を辞退した著者の作品はNovelJam 2024では発行しない。合本にも掲載されない。
  • 参加を辞退する場合は、そこまでの成果物について、その後の取り扱いを関係者で協議すること。
  • 本戦終了後および作品の発刊後も参加辞退は可能とする。HON.jpは参加辞退に伴う事務処理を無償で実施する。※4

※4 発刊後、マルチストア配信の申請を行ってから30日以内の即時取り下げは、実費5500円を頂戴します。

■総合相談室について

相談をしたい事案が発生したときは、Discordの総合相談室にポストするか、相談室の担当スタッフにDMをお送りください。

アンチハラスメントポリシー

「アンチハラスメントポリシー」はNovelJam参加者全員が楽しく安全に実施できる場を維持するために策定しています。
この目的は1回のNovelJamだけでなく、不安なく気軽に参加できるNovelJamの継続のために遵守されるものと考えています。
よって、この内容は開催当日だけでなく、準備期間や開催後も含めて参加者相互の発言、発信に対しても適用されるものとします。

対象者

NovelJamに関わる人々は誰もが対等であり、相互に尊重されます。本ポリシーはNovelJamに関わる以下の人員が対象となります。

  • 参加者(著者・編集者・デザイナー)
  • 審査員
  • スポンサーおよび支援者
  • 運営スタッフ

ここでは上記人員を総称して「参加者」とします。

ハラスメントの観点

ハラスメント(他人を困らせる行為や嫌がらせ)の観点には、以下のような例があります。

  • ジェンダー、性自認やジェンダー表現、性的指向
  • 障がい
  • 外見、身体的特徴
  • 人種、民族、国籍
  • 年齢
  • 宗教
  • 特定の文芸(またはそれ以外)のジャンルや、その愛好者またはコミュニティ

ただし、上記の観点はあくまで一例です。上記以外の観点であっても、参加者が不快、不安に感じる発言や行動はハラスメントとみなされます。

禁止行為

NovelJamでは上記の観点に対する、以下のような行為を禁止します。

  • 攻撃的、非建設的、過剰に批判的な発言や揶揄(やゆ)
  • 脅迫、ストーキング、つきまとい
  • 不適切な身体的接触
  • 性的な関心を引く行為(性的な画像の掲示や、性的なコスチュームの着用等)
  • ジェンダーを強く意識させるコンテキストで、特定の個人をほめたたえる行為
  • その他、NovelJam運営スタッフがハラスメントであると判断した行為

性的なハラスメントの禁止は、加害・被害について性別を問いません。

ハラスメントを受けたら、見かけたら、判断に迷ったら

ハラスメントを受けた場合、見かけた場合、もしくはハラスメントかどうか判断に迷った場合は、Discordの総合相談室にお寄せいただくか(相談室担当へのDMも可)、近くの運営スタッフに声をかけてください。
通報により、ハラスメント事案が発生したとジャッジされた場合、当事者(加害・被害とも)はただちに作業を中止していただきます。それぞれ別室(別の場所)に移動していただき、ヒアリングを行います。その後は、裁定者(運営スタッフ)の指示をお待ち下さい。
運営スタッフは、ハラスメントに直面している参加者の心理的、身体的な安全を、全力で確保するように努めます。また、ハラスメント行為をやめるように要請された参加者は、運営スタッフの指示に直ちに従ってください。

さいごに

本ポリシーは、やみくもに禁止事項を増やし、NovelJamの自由な創作を妨げるために策定しているものではありません。あくまで、「まだ起こっていないハラスメントへの不安」を低減するために、運用ルールとして明文化したものです。
このようなアンチハラスメントポリシーを定めなくとも、参加者ひとりひとりが「ちょっとだけ、相手の立場や気持ちを想像してみること」を心がけていれば、「楽しい思い出のNovelJam」は容易に実現できると信じております。
誰もが気軽に参加しやすいNovelJamを維持するために、みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
※NovelJamのアンチハラスメントポリシーは、伊藤淳一さんがCC BY 4.0で公開されているアンチハラスメントポリシーを参考にさせていただきました。

お問い合わせ

本ポリシーに関する質問やお問い合わせは、NovelJam 2024専用Discord内チャンネル「#総合相談室」 または NovelJam 2024プロデューサー・波野發作までお寄せください。

注意事項

  • 参加者各位には、注意事項の条項が増えないように配慮いただきますようお願いいたします。

更新履歴

2024年11月1日 公開しました。